一般歯科・小児・口腔外科
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こんにちは、衛生士のはたけやまです。
寒さも緩み、少しずつ春めいてまいりました🌸
花粉症の方にはツラい季節がやってきますね💦💦
今回は、今の季節なりやすい口呼吸についてお話します💡
【口呼吸の免疫に与える影響】
口呼吸は鼻呼吸と比べ、免疫にも大きな影響があります。
鼻水は1日に約1L分泌されていますが、そのうち7割が鼻を通る加湿に使われています。
その効果で、肺に入る頃には加温される上に湿度は90%にもなります。
しかし、口呼吸の場合は乾いた空気がそのまま肺に入ることになる為、免疫の点からも決して良いとはいえません。
さらに、鼻呼吸では鼻毛や鼻水がフィルターとなり空気中のホコリやウイルス・細菌を防ぎますが、口呼吸の場合ダイレクトに体内に入ってくるため、風邪やインフルエンザの原因にもなります。
【口腔内の乾燥がう蝕や歯周病のリスクに】
予防歯科において口呼吸が問題となるのは、口呼吸が口腔内の乾燥に繋がるためです。
口腔内が乾燥することで唾液が分泌されにくくなり、さらなる乾燥を導いてしまいます。そうなると唾液による防御機能が弱くなるため、口腔内で細菌が繁殖しやすくなります。
その結果、う蝕・歯周病が進行しやすくなり、また口腔内の細菌が増えることで口臭もきつくなってしまうことが多いです。
【特に気をつけたい子供の口呼吸】
子供の場合、歯列や咬合への影響も心配です。
歯の位置は、唇や頬の筋肉による外側からの圧力と、舌による内側からの圧力のバランスによって決まります。
口呼吸を続けていると筋肉の正常なバランスが崩れて、いわゆる「出っ歯」といった状態になってしまいます。
このように、口呼吸をすることで様々なリスクが高まります。
そもそもの原因を改善できるのが理想ですが、予防の観点からはひとまず口腔内の乾燥を防ぐことが大切です。
以前行ったパワースポットの神社で虹が出ました🌈🌈
コロナがはやく終息しますように。。