一般歯科・小児・口腔外科
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こんにちは🌞🌊
毎日毎日とっても暑いので、こまめな水分補給や体温調節をしっかりして熱中症に気をつけてください🥵
最近読んだ資料に、
『小児の生活習慣病がこれから本格的に増加する』
という記事がみつけ、ハッとさせられました。
歯医者あるあるですが、虫歯予防の食事指導で虫歯0だけでなく生活習慣病全体の予防に繋がっていると考えています。
食事指導というとカロリーや塩分の計算、ご飯の食べ方などさまざまなことが頭に浮かぶと思います。
その中で、おやつについてお話します。
そもそも子供に与えるおやつの本来の目的は、栄養とエネルギーの供給です。👶🍭
幼児は消化機能が未熟で、1回の食事で食べられる量が少なく、1日3回の食事だけでは必要な栄養やエネルギー量を満たすことが難しいためです。
特に3歳を過ぎると1日の必須エネルギー量が大人のおよそ3分の2にもなるので、第4の食事としておやつが欠かせません。
また、味覚は離乳食が始まる5ヶ月頃から10歳頃までの食経験にのり育まれていき、この時期に与えられた食べ物によって味覚の好みができます。
特に離乳食スタートから3歳頃までは、重要な時期と言われています。
甘いお菓子ばかりを与えていると、甘味への欲求がエスカレートしやすくなり、野菜などの素材本来の味を「おいしい」と思えなくなって、好き嫌いが多い子になってしまいます。
この時期は食生活の基盤を作る大切な時期でもあります。
親がコントロールできる間に正しい食習慣を身に付けることが、子供の将来の健康に繋がります。
市販のお菓子は、
といった傾向があるため、おやつは手作りが理想です。
と言ってもあくまでも理想です。
親の負担を減らすのに欠かせない時もあります。
与える時期や量に気をつけて楽しく食育できるといいですね✨